リリカルライブ

10年前に死んだはずの田村ゆかりオタクが蘇った日。

 

中学生の頃から20歳手前まで1番好きでちゃんと情熱を持っていたけれど、終わりを見るのが嫌で自分の楽しかった思い出に蓋をしたのが2010年SCSツアーファイナル終わった後のfcの日記見た日。その日以降フェスでも見ることなくレーベルが変わりそのままにしていた。

思い返してもオタクに成り果てた原因は間違いなくリリカルなのはで人生で初めて行ったアニメイトで貰ったきゃらびいの表紙が無印の特集で興味を持ってしまい、A's見る前にツタヤでダカーポと共にDVD借りて全話見たのが全ての始まりで終わり。そんな思春期の少年の性癖に多大な悪影響を与えた作品が大人になっても展開があって、めでたく15周年を迎えイベントが発表されたのもあって十三回忌には早いけどリビングデッドする事を決意した。

 

 

セットリストは今日日Twitterで調べたらなんでも出てくるからわざわざ書きませんし、10年以上前に聞いた事のあるメロディとうろ覚えな歌詞が脳味噌刺激されて漏れ出ただけなので確かなものはは1つも無いです。

 

ただ2点だけ。

 

mwmlのデュエットの出だしの歌詞奈々が歌うの反則だったのとendless chain聞いた瞬間記憶の扉がありえない程の勢いで開いたのが衝撃的だった。

mwmlって明確に誰視点でも無いけどA'sの事を思うとはやてとリィンにも思えるしなのはとフェイトにも聞こえるのにそれを水樹奈々が歌い出すと歌詞の意味合いがフェイトから見た出会った頃のなのはに聞こえて秒で泣いた。

聞きたかったけど聞けなかった曲は山ほどある。ブレハ、翼、イノセント、ロマネオ、セイフォ、ブラスト、ゲトバ、インビジ辺りはまたいつか回収したい。それか水樹奈々また行きます。

 

そして件の田村ゆかりmwmlがデュエットで使用された事もあって曲数絞られてきた中でスピカ歌われて最推しのアミュ来ないのでは?と今までの経験が脳裏をよぎったけどスピカ、スピガ、アミュ、めかりるの主題歌黄金リレーで無事死亡。

スピカは相変わらずあの夜の中東の砂漠地帯みたいな乾いた雰囲気がカッコ良かったし、スピガの歌詞は歴史を重ねる毎に深くなるなと、アミュはこの先聞く事ないんだろうなって思うと卒業式気分だった。

今だにめかりる聞くと2005年のcccコンサートで泣いて歌詰まった時の事を思い出すし、振り付けは完璧すぎてツーステおじさんと化してたし、元推しだからか今見ても可愛いって思ったし、相変わらずの纏まってないけどなんか面白いトークだし、ちゃんと心にゆかりが1番大好きって叫んでた頃の自分がいてなんか安心した。

久しぶりにステージで歌うゆかり見てあんなに緊張してるの珍しかったけど、やっぱり不安や嫌な事も気に病みながら押し殺してステージの上立ってみんなからの声援浴びて輝いている時が1番だと何を今更な感想を思い出した。ありがとう。

エモーショナルな部分を言語化するためにブログなんて書いてるのにやっぱり根底にあるものが呼び起こされると感動したとしか言えなくてダメ。また触れた懐かしさも手放した喪失感も10年ぶりにアップデートされた今日の記憶は蓋の上に張り付けておこうと思います。

 

 

作品に対する好きも田村ゆかりに対する好きもアンコール後の最後の挨拶のあの場のトークが全てだった。自分が言わないと埋れていく事も言わなくてもいい余計な事も考えた上であのワードチョイスして終わり際になってやっと調子出てきたからって打ち出してくるのが流石だなぁだし、アレをちゃんと叱るベテランがいるのも素敵だった。

 

纏まらないから終わらせるけど新プロジェクトはcfでもいいから早く資金集めてやってください。じゃないとファンもキャストも体力なくなります。15年前に好きになった作品がまだ続いていくのはファフナーもだけど本当に感謝しかないから追いかけられる限りはまだまだ頑張ろうと、行く前はイベンター終活だーとか思ってたけど気が変わった1日でした。