ココロソマリ

いのりちゃんかわいい。

 

ガガーリン地球は青かったって言ったし、いのりちゃんはかわいかったって言ったに違いない。

ガリレオもそれでも地球は回っているって言ったし、それでもいのりちゃんはかわいいって言ったに違いない。

 

 

 

武道館での発表、fcイベでの歌唱を聞いてた時はまだまだ先だなぁって思っていたけどあっという間に発売日。あの武道館のステージを超えた後のシングル盤で作詞曲も入ってるこの一枚。割と今までとまた違うと言うか、一つステップアップさせようと歌い方試行錯誤しているかな?と思う聞き心地。

当然昔と比べると語尾というかフレーズのお尻の処理が凄い綺麗になったし、元々母音にアクセント載せて震える力強い歌声していた(と個人的に)のが大分伸びやかと言うか高音域がスッと入ってくる歌い方に聴こえる(様な気がする)。

 

 

表題曲のココロソマリに体重がグッと乗った分少しセンチメンタルになりそうになりそうなところをカップリング二曲でアルバムっぽいレンジの広さを出していて水瀬いのり第二章感を勝手に感じる。

僕らは今。みんな大好き藤永龍太郎曲。Well Wishing WordがWinter Wonder Wanderと同じ栁舘周平曲で曲自体の雰囲気が違う分、一人で作ってた群青アステの『君と僕』2人の曲から岩里祐穂作詞になって『僕ら』と言う複数人の歌になっただけでアレンジはいつも通りのテイストだけど違いを凄い感じる。

Well Wishing WordはタイトルWWWシリーズ化しているけどクリスマス曲だったものから時間経って別れるカップルみたいな雰囲気が嫌でも関連性と時系列を感じてしまう。ココロソマリがコーラスも少なめな分キャッチー成分たくさんでサビ前サビ終わりの手拍子とか早くライブで見たい構成してるので期待してる。アンコ曲っぽいかな?

 

 

そしてココロソマリ。個人的にStarry Wish超えるハマり曲。作詞に英語がない辺りまだ慣れてないいのりちゃんかわいい。

Aメロから段々音数も音域も広がっていく伸びの良さからサビ終わりがオルゴールのように単音っぽくなるのがグッと物悲しさとゆっくり時間が過ぎていく感覚を演出してる。

2番サビ終わりはそこが無い分、遠くの人は届けようとしている歌い方とガッツリ入ってるコーラスから力強い転調部分にパーソナルな部分が詰まってる。

そこから1番の雰囲気に戻す静かな落ちサビ前の重ねた〜忘れないからまでに静かに響くドラムの低音がまるで鼓動のようで人の暖かみが伝わるこの曲の1番好きな場所。多分次から目瞑って胸に手を当てて聴いてると思う。

ラスサビはソマリのテーマといのりちゃんの想いが綺麗に混じっていって歌声に昇華されていく感じ。タイアップだって事忘れそうになるくらい今の水瀬いのり最高到達点だと思うます。

 

 

ココロソマリは音源で聴くのはこの曲に対する感情の鮮度が落ちるようで勿体なさすら感じるくらい舞台上で歌ういのりちゃん素敵だったなぁって尚のこと思い返す。早く次のツアーが始まるの待ち遠しいです。

シンフォギアの円盤も買ったので今から聞きます。